Brazeデータ保持情報

最終改定日:2023年1月20日

この記事では、Brazeのデータ保持に関する一般的な情報について説明します。

Brazeに保存されたデータは、お客様のアカウントの存続期間中、セグメンテーション、パーソナライゼーション、ターゲティングに保持され、使用できます。つまり、ユーザープロファイル属性、カスタム属性、カスタムイベント、購入などのデータは、契約期間中、顧客が削除しない限り、アクティブユーザーに対して無期限に保存されます。

Brazeは、GDPRやその他のベストプラクティスに準拠するための優れたデータハイジーンプラクティスを自動的に実装するための機能、プロセス、APIを備えています。これらについては、以下で説明します。

BrazeのダッシュボードまたはAPIを通じて顧客が処理するデータ保持

Brazeは、顧客がワークスペースからユーザープロファイルと属性データ全体を自分で削除できるようにしています。

つまり、次のことができます。 - Braze Delete user APIエンドポイントを使用してユーザープロファイルを削除する - Braze TrackユーザーAPIエンドポイントを使用して、ユーザープロファイルの属性を削除(null)または修正します

行動イベント(カスタムイベント、セッション、キャンペーン、購入)をユーザープロファイルから削除することはできません。これらのイベントを削除するには、ユーザー プロファイル全体を削除する必要があります。

プライバシーコンプライアンスのため、ユーザーの要求に応じて、ユーザーに関するすべての個人データを削除する必要がある場合があります。手順については、 データ保護に関する技術支援 のページをご覧ください。

Brazeサービスの特定の機能についてBrazeが処理するデータ保持

Braze データベース:解約したユーザーの自動アーカイブ/削除

Brazeは毎週、Brazeサービスから非アクティブユーザーおよび休眠ユーザーを削除するプロセスを実行します。一般的には、連絡が取れないユーザー(メールアドレス、電話番号、プッシュトークンがない、アプリを使用しない、ウェブサイトを訪問していないなど)で、ユーザープロフィールにアクティビティが記録されておらず、Brazeにメッセージやエンゲージメントが届いていないユーザーです。これは、GDPRの原則とベストプラクティスを遵守するために行われます。このプロセスの詳細については、 ユーザーアーカイブの定義 ページをご覧ください。

キャンペーンとキャンバスのインタラクションデータ

• campaign interactions data
• canvas interactions data

Brazeが処理するデータ保持

以下の保持ポリシーは、BrazeのGDPRおよびプライバシー規制の遵守に関するものであり、Brazeの内部システムを通過する一時的なデータストレージに関するものです。これらの保持ポリシーは、Brazeサービスに影響を与えるものではなく、法務チームおよびプライバシーチームへの情報提供を目的としています。

Brazeサーバー:回復のための短期保存

Brazeが特定のサブプロセッサーに送信したデータは、最大90日間Brazeの内部システムに存在する場合があります。

Braze Data Lakeのデータ保持

Brazeダッシュボード内でお客様が利用できるデータは、ほとんどが集計されたものです。詳細なログは、Brazeが作成した別のデータベース(「データレイク」、以前は「BIデータベース」と呼ばれていました)に保存されます。Data Lake データは、集計レポートやその他の高度な機能に使用されます。

BrazeのAPIを使用してユーザープロファイルを削除したり、ユーザープロファイルの属性を削除または修正したりする場合、そのデータがBrazeのデータレイクから削除されるまでに最大2週間かかる場合があります。Data Lake 内のデータを削除しても、セグメンテーションやパーソナライゼーションには影響せず、すべての Braze システムからデータが確実に削除されます。

Brazeバックアップサーバ

本番インスタンスからデータが削除されると、そのデータはBrazeのバックアップサーバーに6か月間保存され、その後、Brazeの内部プロセスに従って削除されます。